薬剤師って薬を詰めてるだけ?
たまに薬剤師の業務について「薬を渡すだけの人」というイメージが挙がります。
患者様からよく見える範囲は基本窓口とお薬渡すところですから、そりゃそう思いますよね。
紙を出して待ったら薬が出てくる。薬局はそんな場所です。
もちろん、薬剤師として働いている身としては、そんなことはないですよと思います。
しかし、
サッカー選手を「ボールを蹴る人」
小説家を「文章を書く人」
と、言う位ざっくり言えば、薬剤師は「薬を渡す人」という表現ですね。
じゃあ実際何してるの?って話。
薬局薬剤師的に言うと、主にしてるのは
「この患者様にこの薬で、この量で問題ないのかな?」という確認作業をしています。
前と同じ薬でも患者様の体調悪くなってないか、前回のお話だとちょっと量を気を付けないとかも?みたいなことを繰り返してます。
もちろん医師の先生方が専門範囲のお薬を出されているので、過ちは基本的にありません。
ただし、Drも人間ですから他で飲んでる薬を知らなかったり、持病に向いてない薬を出してしまったりすることがあります。
それに気づくために薬剤師がいます。
薬剤師は「患者様が健康になれるために必要な正しい薬を、お渡しするためにいる」と思っていただけたら幸いです。
医師の先生に話したことを、薬局でまた話すのは億劫になるとは思いますが、
体調に合ってるか判断するためにお話し聞かせていただいています。
体調不良時に病院と同じ話をさせてしまい申し訳なくは思いますが…。
さて、話を戻してざっくり言えば、薬剤師は「薬の確認をしている人」なんです。
今後、そういうイメージを持っていただけるように、次では処方箋を出してからの流れでもお伝えさせていただこうかと思います。
長々と失礼しました。